蒼天に友たちを想う。

此処はグリダニアのラベンダーベッド、冒険者達の居住区。 「あら、出掛けるの?何か討伐依頼でも受けていたかしら・・・?」 その長身に金髪の映えるエレゼン・シェーダー、アルティコレート・ローザトラウムは玄関前で出立の準備を整えていた彼女の記憶していた頃より少し髪の伸びた男に問い掛けた。 「いや・・・、ちょっとクルザスまで。友人に会いにね・・・。」 相棒のチョコボであるルド…

続きを読む

大迷宮バハムート邂逅編 ~遺構の番人 chapter 4~

広間に響く剣と盾の金属音と魔法の炸裂音、そしてカドゥケウスが絶えず発する威嚇音。闘技場の様なこの広間でアーサー達は一進一退の攻防を繰り広げていた。 少しでも手を抜けば一発で形勢は覆る。 それを避けるべく盾は防御スキルを巧みに使い分け、近接アタッカーは最大効率で最大火力を発揮出来る様冷静に計算しながら鍛え上げた戦技を叩き込む。ヒーラーは盾の防御状態を見ながら最適な回復魔法を唱え、黒魔導士は…

続きを読む

大迷宮バハムート邂逅編 ~遺構の番人 chapter 3~

「くっ・・・、このままじゃジリ貧だ・・・・。」 暴風雨の様に切れ目なく続くカドゥケウスの連続攻撃の前に防戦一方のアーサー。 アタッカー陣の攻撃によりカドゥケウスの体力を徐々に減らす事は出来ているものの、このままカドゥケウスの攻撃力が際限なく上がっていけば、軍配の行方は明白だ。 その時だった。 広間を構成している六角柱の何本かが白く輝き始めた。 「・・・・!?」 反…

続きを読む

大迷宮バハムート邂逅編 ~遺構の番人 chapter 2~

「って事はアレを倒さないとこの先には進めないって訳ね・・・。」 ムーンキーパーの黒魔道士がやれやれ、といった表情を浮かべながら呟く。 「でも・・・、おかしいわね・・・。」 「何がだ?」 「壁画に描かれていた蛇は2体だったはず、でも此処に居るのは1体だけ・・・、どういう事かしら?」 「2対で1体って事か・・・、何処かに潜んでいるのか、それとも別の場所に配されているのか…

続きを読む

僕の背中を押してくれた「光のお父さん」と「仲間」(最終回)

2014年1月。 恐妻家の竜騎士がロドストの日記をベースに身内でのバハツアーを企画、実行を開始した。 自分の努力と仲間との協力で憧れと畏怖を持って最難関コンテンツに挑む、ただ、それも完全固定では無く、開催日時に合わせて集まれるメンバーが集まる。 そしてPT募集が実装されていなかった当時は、不足人員はそれぞれの伝手でお手伝いを呼んだり、シャウトで呼びかけたり。 そして突入後…

続きを読む